右膝靭帯断裂でダイビングできるのか

なぜか、、
毎日
「靭帯断裂 ダイビング」
「半月版損傷 ダイビング」
というワードで検索されるこのニューブログ。

靭帯断裂や半月版損傷などで
悩むダイバーが多いことに気づかされました。。
まぁ、私も昨年の今頃は同じ悩みを持っていたわけですが。。

はいたい。
みさこです。

本日は悩み多き靭帯断裂や半月版損傷を抱えたダイバーに向けて
『なぜ私がダイビングを続けれることになったか』について書きたいと思います。
健康なダイバーは興味がないかもですが、、

そして私は医者ではないので、
お医者さんから聞いた話と
自分の体で感じたことの話になります。

 

私が行った手術の内容

右膝の手術時の状況は
・前十字靭帯断裂
・半月版損傷(左も右も傷ついていたようです)

靭帯再建手術にはいくつか方法があるそうですが、
私が通った病院(京都市内の病院)では
↓こちらの手術が近いように感じます。↓
札幌の病院のサイト(リンク切れ)

傷跡もピンホールを含め、5箇所なので、私と同じです。
(手術跡は少し異なりますが)
この手術のメリットは自分の腱を使うので
拒絶反応がないことだそうです。

しかし、自分の腱を使うので
筋力がものすご~~~~~く下がります。
その対策のためにも、手術前に筋トレが超大事だそうです。
(手術後の復活のスピードが変わるそうです。)

断裂していない人と比較して、
復活しても靭帯再建後の力は50パーセント強くらいだそうです。
だからこそ常に筋力強化は必要だそうです。

半月版については
左:縫った
右:削った(6/7は残っている)
らしいです。

 

 

手術をした理由

理由は至極簡単です。
手術をしない方もいらっしゃるらしいですが、
靭帯がないと、半月版を傷つけやすいらしいのです。
これ以上悪くしないためにも
手術した方がよいといわれました。

ダイビングインストラクターという仕事を続けるためにも
手術をするのがベストだと思い、手術しました。

手術のタイミングはできるだけ早い方がよいとのことでした。
半月版が傷ついていたのは、
事故から手術まで時間が経っていたのもあるのかもしれません。

ちなみに、手術しなくてもダイビングは可能みたいです。
バタ足はとても膝の筋肉にいいらしいですよ。
※半月版や靭帯を怪我している人は
アオギ足はやめたほうがいいです。

 

 

術後のリハビリの流れ

手術翌日からリハビリが始まりました。
ちなみに、めちゃくちゃ痛かったです。

 

 

術後~1週間

手術直後の足

手術直後の足

手術後24時間は常に6度の水を巡回させるので
ベッドにいるときは大きな機械と繋げました。
とりあえず何をするにも痛くて
大変だったのを覚えています。
トイレに行くために歩くのがリハビリと言われました。

ギプスが邪魔でトイレが大変でした(><)
ギプスの大きさ:足の付け根~指の付け根

その翌日からギプスが小さくなり、トイレも楽になりました。
ギプスの大きさ:モモの真ん中より少し上~足首上あたり
寝ながら曲げる練習が始まりました。
(ギプスは取り外し可能なタイプ)
同じ日に同じ手術をした大学生の男の子(リハビリ同期)と
一緒だったので、励ます側にいけて幸いでした(^^)

術後3日くらいたってからでしょうか。
うつ伏せになって足を曲げる練習が始まりました。
この日の目標は足を60度曲げること。
めちゃくちゃ痛いです。
まじで。リハビリ同期は何回も
若者言葉「えぐい」←たぶんキツイという意味。
を連発してました(^^;

あとは電気?超音波?で10分ほど筋肉をほぐしてました。

 

 

術後2週間目

癒されてください

内容が暗いので癒されてください

ひたすら
足を曲げる⇒痛い!
腹筋⇒しんどい
電気?超音波⇒ほぐす。楽
歩きの練習⇒結構難しい
の練習が続きました。

1日2~3時間してたかもです。
術後2週間経ってやっと退院しました。

 

 

術後3~10週目

笑える顔でしょ

笑える顔でしょ

筋肉をやわらかくする
膝まわりを柔らかくする
歩行の改善
体幹・股関節周囲の筋力強化
太ももの筋力強化⇒めっちゃきつい!
とかをひたすらやりました。
毎日3時間くらい。

一度、膝に水をためてしまい
1週間ほど、歩けなくなりました。

10週目の目標は正座でしたが、
あと指2本ほど空いたままでした。。
激痛です。

 

 

そして今(14週くらい?)

かわいい魚に囲まれたい!

早くかわいい魚に囲まれたい!

正座もなんとかできます。
が、ギリギリできる感じです。
しかも、ほぐしまくってからしかできません。

私はもともと体が硬いようで、
それがかなりネックになっています。
体は柔らかいに越したことはありませんね。

お医者さんには、
「ご主人さんが帰ってくる際に正座でお迎えできるくらいになりなさい」
と言われました。
ま、そのお医者さんの奥様はそうやって迎えてくれないんだよね~と
呟いてらっしゃいましたが(笑)
相変わらず、筋力をつけるために
スクワットやランジというものをひたすらやっています。

 

 

今後ダイビングをする条件

この顔だけで幸せになりそう

この顔だけで幸せになりそう

わたしの場合は半月版を削っているので
人よりも軟骨が磨り減る可能性が高いとのことでした。

・筋力を強化すること
・体重をこれ以上増やさないこと
がダイビングや生活していく条件でした。

 

 

手術代はどれくらいだったか

シャイすぎて撮りにくいんだよね~

シャイすぎて撮りにくいんだよね~

入院費などを全部ひっくるめて
25万ほどになりました。
高額医療対応をすれば、かなり戻ってきます。

 

悩めるダイバーのお役にたてれば光栄です。

私はお医者さんでないので、
感想しか答えられませんが
質問があればいつでもコメントください。

 

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みさこでした。

 

コメント

  1. やまけんさんからのコメント(消してしまいました・・・ by みさこ) より:

    前十字靭帯の損傷は内側側副靭帯(ひざの内側の靭帯)と半月板を損傷しやすいのですが、前十字靭帯と半月板で済んだのはけがでも軽い方だと思います。
    ひざ下の向きとひざ上の向きが異なる動きを続けると前十字靭帯を損傷します。バスケット選手に多いけがです。半月板の損傷がひどいと半月板を取り除いてしまうこともあるそうです。(私の知り合いの女子バスケット選手は左ひざの半月板がないと言ってました。)
    早期に痛いのを我慢してリハビリしたから、これだけ早い時間で正座できるようになったと思います。リハビリは大変だったと思いますがもう少しトレーニングを続けて以前と同じように動くようになるといいですね。

    • Himechanz より:

      おおおおおおおお!
      さすが!!!!!!
      コメントありがとうございます。

      コレだけで済んでくれて本当によかったです!
      私も中学時代バスケ部で
      その際に半月版損傷&靭帯が伸びてしまいました。。

      正座に関しては、、
      目標よりも随分遅いんです(TT)
      未だにちゃんとした正座はできません(><)
      痛いけど、絶対まけません!!!!!

      早く船に乗れるように頑張ります♪

  2. みぽりん より:

    51才で靭帯断裂。
    軟骨も損傷。
    仕事は外回りの営業。
    筋トレつづけ
    なんとかやっています。

  3. みさこ より:

    みぽりんさん
    コメントありがとうございます。
    私も筋トレを続けろと言われております。
    めげずに頑張りたいところです。。
    みぽりんさんもどうぞ、足をいたわってください。

  4. ゆっこぺん より:

    経験本数は20本くらいで、4年ほどブランクがあります。昨年 右膝 半月板損傷で手術を受けました。もともと、筋トレが得意ではなく、手術後1年たった今もつい気を抜くとすぐに膝上の筋肉が衰えてしまいます。
    そんな中、ハワイ島へ行くことになったので、マンタダイブをしたいと思いつつも、重いタンクを背負い膝に負担がかかったら!?思うと躊躇してしまいます。アドバイスなどいただけたら嬉しいのですが。。

    • Himechanz より:

      ゆっこぺんさん
      コメントありがとうございます。

      ゆっこぺんさんの足の状態がわからない状況でOK!NG!というのは
      医者ではない私にはとても難しいので、
      私の話を書かせていただきます。

      私は「船の揺れに耐えられる膝の筋肉」をつけるためのリハビリからスタートしました。
      次に、「タンクなどの重さに耐えられる膝の筋肉」をつけるリハビリへ移行していきました。
      つまり、膝の筋肉がないと、ダイビングどころか船に乗れない可能性があると思っています。
      一度、ご自身の筋肉の状態を把握するためにも
      お医者様にチェックしていただいてはいかがでしょうか。

      それと、4年ぶりのダイビング(20本)とのことですが、
      マンタに会う前に一度リフレッシュダイビングされることをお勧めします。
      スキルに不安を抱えてダイビングするよりも
      リラックスしてマンタに会う方が断然楽しいです。

      リフレッシュの値段はファンダイビングより高いですが、
      トラブルに対処できる人(=ダイバー)になってから
      ダイビングをすることを強くお勧めしたいと思います。
      「自分の命を守るのは自分」だということをキチンと理解して臨んでください。。
      (特に海外ではその考え方が強いので。。)

      それでは失礼いたします。

      みさこでした。