【徒然】地球の壮大な物語 ~宇宙の始まり~

はいたい。みさこです。
誰得?自分得!な壮大な物語、第1弾!宇宙の始まりのスタートです。
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約138億年前、宇宙は誕生した(ビッグバン説)といわれています。
ではその前に何があったのか。
そして、その後、いかにして星が誕生していったのか。
そもそも宇宙って何やねん??

というのをここで語れるだけ語りたいと思います。

ビッグバン以前の宇宙

量子力学の観点からみると、ビッグバン以前には高エネルギーの塊があり、
そこの一部分の空間が広がり私たちの宇宙になったというのです。

イメージするならば、エメンタールチーズ(アニメでよくネズミが食べる穴の開いたチーズ)。
作った当初は穴がないのに、ふとした場所に穴ができ、その穴が大きくなります。

あ、ダイバーならわかる減圧症に似てる(笑)
体の中の窒素が気圧が低くなることで気泡になります。それと一緒。

いろんな説がありますが、私はこの説が大好きです。
何故ならば、マルチバース(多元宇宙。宇宙は複数あるという考え方)が有効になるから♪

他には何もない場所から宇宙は始まったという説もあります。
「無」という存在があったというのです。
これは理解がとっても難しい(笑)

どちらにしても「静」のため、時間というものは存在しません。。
動きがないと時間の概念すらないのです。。

宇宙感の歴史

キリスト教が世界を納めていた中世ヨーロッパ。
キリストの教えとは違うことを唱えると宗教裁判にかけられる時代でした。
その頃、宇宙というのは地球を中心に回っていました。(と考えられていました)

これには紀元2世紀という昔に書かれたアルマゲストという本が関係しています。
地球から見た各惑星の動き(特に火星の動きなど)は特殊な動きをするのですが、
地球中心にいかに他の星が動けばそう見えるのかを
見事にうまく説明できてしまっていました。(天動説で全て説明できてしまった)
現代のコンピュータを使っても、
アルマゲストの計算結果と現在の他の星の動きが確かに一致するほどです。

しかし、1500年くらい、司教ニコラス・コペルニクスによって
実は太陽が特別で地球は特別じゃないんじゃないか。
地球は太陽を回っているのではないかという説(地動説)が浮き彫りになります。
コペルニクスは確信していましたが、
キリストの教え(アルマゲスト(天動説)支持)を反することを唱えるわけにはいきませんでした。
で、15年程考えたのが「こういう説もあるよ~~」という本を出すことです。
それが「天体の回転について」というとても有名な本。
「ただの説」ということを冒頭に書いたことで、キリスト教の御咎めはありませんでした。

この「天体の回転について」は沢山の人によって複写され、
この本は瞬く間に世界各国の天文学者の手に渡りました。

1600年頃、ガリレオ・ガリレイにより木星の衛星が発見され、
地球ってもしかして特別な星ではないかもしれない説浮上。。
さらにガリレオ・ガリレイは地球が回っている!という地動説を大きく唱え始めました。
キリスト教はこれを異端の考えとし、ガリレオ・ガリレイを厳重注意。
その後、ガリレオ・ガリレイは終身刑、彼の著作は禁書を言い渡されてしまいます。

しかし、ヨハネス・ケプラーによる惑星の楕円軌道の発見などにより地動説が大勝利。
(ケプラー宇宙望遠鏡の名前の由来)
その後、1965年キリスト教のガリレオ・ガリレイの宗教裁判の見直し宣言、
1992年になって初めてローマ教皇による裁判の誤りが発表されました。
(ガリレオ・ガリレイ死後から350年!)

キリスト教vs科学者の論争が過激になったのが映画「天使と悪魔」です。
こんな過去があるからといって、
キリスト教を含め、宗教全般があかんとかそういうのは違うと思ってますが。

ビッグバン ~時間の始まり~

何がどうなってか、高エネルギー体だったもの、もしくは「無」の1部がはじけました。
これが私達の宇宙の始まり。これをビッグバンと呼んでいます。

ビッグバン直後、宇宙は熱の塊となり、輝いていたはずです。
その後、徐々に宇宙は冷えていきました。
6000度まで冷えたとき、宇宙はヘリウムで満たされました。
3000度まで冷えたとき、宇宙には水素もできました。
今わかっているのは、原子であればこの2つのみが存在したであろうとのことです。

しかし、宇宙には私達が知っている原子以外のものが存在していることがわかっています。
これを暗黒物質(ダークマター)と呼びます。
暗黒物質には質量があることもわかっています。
赤外線や光学など、人類の編み出した技術を使っても未だ見ることの叶わない暗黒物質。
この3つが宇宙にはあふれていました(ほとんどが暗黒物質です)

更に宇宙は冷却が進みます。
ビッグバンから50万年後、冷えきったそこは光が全くない暗闇の世界となりました。

宇宙の広がり

1930年頃、エドウィン・ハッブルにより宇宙の膨張が発見されました。
広がる宇宙があるということは、時間を遡れば1点になるということ。
ビッグバンはハッブルの発見により見つかったんです!!偉大なハッブル!!!
宇宙の彼方を見続けているハッブル宇宙望遠鏡の名前はエドウィン・ハッブルからとっています。

ハッブルが見つけた宇宙の膨張速度はなんと光よりも早いことが現在はわかっています。
しかも膨張速度は上がり続けていることもわかってきました。

これは上り坂で自転車がペダルを踏まなくともどんどん加速するくらいあり得ません。
なので、何かしらのエネルギーが宇宙を膨張させていると考えるべきです。
このエネルギーを暗黒エネルギー(ダークエネルギー)と呼んでいます。

現在では、全宇宙の物質エネルギーのうち、
ダークエネルギーは68.3%、ダークマターは26.8%、水素やヘリウムなどの原子は4.9%らしい。
現在私達が見て、触れているものは全宇宙の5%にも満たないものなんです。極々1部です。

そんなダークエネルギーの発見は研究者にとってかなりの衝撃だったようです。
ダークエネルギーの量を宇宙の膨張速度から計算すると限りなくゼロ(0.1^122)に近いらしい。
しかし、なぜこんなに小さいか、何がダークエネルギーなのかは誰も説明ができていません。

しかし、この限りなくゼロに近いダークエネルギーの量がたった少しだけでも多くなってしまうと
物質と物質の距離は加速的に遠ざかるため銀河も星も形成されません。

ダークエネルギーの量が少しでも少なくなると宇宙は収束してなくなってしまうらしい。

今のダークエネルギーだからこそ、私達がいるんです♪

とある日の星空

とある日の星空
限りなくゼロに近いけれどゼロじゃないから、こんなに美しい星空を眺めることができるんです!

 

うーん。。まとまってないけれど、第1弾としてはいいかな。

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みさこでした。

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